【2024年最新】外壁塗装の費用は?高くなるポイントや業者選びを解説
定期的な外壁塗装は、住宅の耐久性を高め、美しい外観を維持するために欠かせません。外壁は日々風雨にさらされ、経年劣化が避けられません。人間で例えると、同じ洋服を着続けているようなものです。ボロボロになってきたら新しいものに着替える必要がありますよね。外壁も同様に、一定期間で塗り替えが不可欠です。 この記事では外壁塗装の費用がどのようなポイントで変動するかを解説します。あなたの家の外壁塗装にお役立てください。
この記事の監修者
大手ハウスメーカーで200棟以上の住宅建設に携わったのち、ツクリンク株式会社でGoyooの立ち上げに従事。
細やかなサポートでお客様にご安心いただけるようにつとめています。
保有資格は「二級建築士」「雨漏り診断士」「外壁診断士」「外装劣化診断士」「既存住宅状況調査技術者」「増改築相談員」「一般建築物石綿含有建材調査者」
・費用は、塗料、住宅の大きさ、補修の要否で大きく変わります
・相見積もりを取って信頼できる業者選びをすることが大切
以下で解説します。
1. 外壁塗装にかかる費用
外壁塗装にかかる費用は、さまざまな要因によって変動します。
1-1. 使用する塗料
ひとつ目は使用する塗料の種類とその価格帯です。塗料の種類には主に、「アクリル系」「ウレタン系」「シリコン系」「フッ素系」があります。耐用年数が変わり、金額も比例して高くなります。塗料によって費用の差は数万円から数十万円単位で変わってくる可能性があります。
どのような外観にしたいか、どのような性能を良くしたいか(遮熱・汚れ防止・カビ防止等)の条件によって塗料の種類をを決める必要があります。
1-2. 住宅の大きさ
二つ目は施工面積です。面積は一般的に「平米(㎡)」単位で見積もられます。一坪(約3.3平米)あたりの相場は2万円前後が一般的でしょう。例えば40坪(134平米)の住宅なら80万円前後が目安になります。
1-3. 建物の構造
三つ目は建物の構造や施工条件による違いです。高さが増えるほど足場が必要となり、費用は高くなります。1・2階建ての建物より3階建て以上の場合、数十万円高くなります。また、真四角の単純な構造なら手間がかからず安価ですが、複雑な形状になるほど費用は高くなります。さらに、建物の前面道路が狭く、資材の搬入が困難である場合も場合によっては追加費用が発生します。
1-4. 現在の壁の状況、補修の必要性
最後に、壁の劣化具合によって事前の補修工事が必要かどうかで費用は変わってきます。ひび割れや剥がれ、コーキングの劣化などの修繕を行ってから塗装するため、数万〜数十万円の開きが出る可能性があります。
劣化が進みこのような追加費用を発生させないためにも定期的な外壁塗装をおすすめしています。
このように、塗料の種類、面積、建物の構造や条件、壁面の劣化具合などによって、最終的な外壁塗装費用は大きく変動します。複数の業者から見積もりを取ることで、適正な価格感がつかめるでしょう。
私たちGoyoo(ゴヨー)では、無料のチャットボットに答えるだけで概算費用がわかるサービスを提供しています。
ぜひ概算費用をチェックしてみてください!
2. 外壁塗装を依頼するまでの流れ
2-1. 塗装業者を調べる
外壁塗装を検討した際の最初のステップは、地域の塗装専門業者を調べることです。インターネットで検索をするのが一般的ですが、知人の紹介や地元の広告なども参考になります。
2-2. 複数の塗装業者に見積もりを依頼
次に複数の業者に連絡を取り、現地調査と無料見積もりを依頼します。現地調査では、業者の方が実際に現地へ赴き、建物の状況を確認します。その上で適切な塗装プランと見積額を提示してくれます。
見積もりの内容が分かりにくい部分は遠慮なく質問しましょう。特に塗料の種類や、作業内容、保証についてはしっかり確認が必要です。塗料は費用に大きく影響するため、複数の候補から用途に合ったものを選びます。
2-3. 業者の決定
業者へのヒアリングと見積もり収集を重ね、最終的に依頼先を決定します。契約の際には請求スケジュールやアフターサポートについても確認しておきましょう。
2-4. 塗料の色を決定し、施工開始
その後、塗料の色を実際のカラーサンプルなどから選びます。すべての準備が整えば施工が開始されます。
2-5. 外壁塗装の施工工程
実際の施工は以下の手順で行われます。
1.足場の設置、シートの張り
2.高圧洗浄で壁面の汚れを落とす
3.下地調整で細かいヒビやゴミを除去し、下塗り用の下地を整える
4.下塗り
5.中塗り
6.上塗り(最終的な仕上がりの色になる)
7.足場の解体
下塗りは最も重要で、防水性や塗膜の密着力を高める役割があります。乾燥時間を守るなど時間をかけて対応しないと上塗りの状態が悪くなってしまいます。
このように通常は3回の塗装工程があり、使用する塗料の種類によって手順が若干変わります。
足場の設置から解体までの工期は約2週間程度となります。雨や風など天気の状況によって延期されてしまうこともあるため、梅雨時期は避けるなどの対策が必要になります。
3. 業者の選び方
外壁塗装は高額な出費になるため、業者選びは慎重に行う必要があります。
3-1. 複数社から見積もりを取る
最初のポイントは、複数社から見積もりを取ることです。理想は3社以上です。各業者で見積額にばらつきがあり、最安値と最高値を比較すると、時に2倍近い開きがある場合もあります。相見積もりを行えば、適正な価格感を掴めます。
ばらつきが出る主な原因として、見積り時の面積(㎡数)の違い、塗料の違い、保証の違いなどがあります。そのため、同じ条件で見積りを依頼することや、違いを判断する必要があります。
3-2.業者の実績と信頼性をチェック
次に、業者の実績と信頼性をチェックしましょう。Webサイトで施工事例を確認し、高品質な仕上がりが期待できるかどうかを判断します。
見積もり前の調査で業者の方と会う際には、挨拶や名刺交換の有無を確認し、信頼できそうな会社かを判断しましょう。また、アフターサービスや保証制度の有無についても、必ず確認しましょう。
3-3. 補償やアフターサポートの有無をチェック
リフォーム施工中はトラブルが付き物です。例えば作業中に外壁が破損した場合の補償が充実している業者だと安心ができます。
また、業者によっては、塗装後1ヶ月を経過した時点で無償点検を実施するなど、アフターサポートに手厚いところもあります。思わぬトラブルを招かないためにもしっかりとチェックしましょう。
このように、費用面だけでなく実績、アフターサービスなど総合的に業者を見極める必要があります。費用が安くても対応品質の低い業者に頼んでしまうと、せっかくの外壁塗装が失敗に終わってしまうおそれもあります。一番大切なのは、信頼できる業者に外壁塗装を依頼することです。
4. まとめ
外壁塗装は住宅の資産価値を守り、大規模な修繕費用を防ぐために欠かせない作業です。適切なタイミングで塗り替えを行うことが重要です。費用面では、塗料の種類、施工面積、建物の構造や条件、事前の補修工事の必要性などによって大きく変動します。
業者選びに当たっては、価格以外にも、実績や信頼性、アフターサービスなどを総合的に検討する必要があります。少なくとも3社以上から見積もりを取り、内容や価格を比較検討することをおすすめします。
事前の準備を怠らず、確かな業者に外壁塗装を依頼して納得できる外壁塗装をしましょう。
とはいえ、日々忙しい中信頼できる外壁塗装業者を探すのは大変ですよね?
私たち「Goyoo(ゴヨー)」は、建築士や外壁診断士などの有資格者があなたの外壁塗装を無料で全工程フルサポートするサービスを提供しています。業者の選定から、業者との日程調整、見積りの比較検討、施工中の立会い、施工後のフォローまで、トータルで支援いたします。
お客様が業者に伝えにくいことも、弊社が代理で伝えることもできます。本当に納得のいく外壁塗装を一緒に実現しませんか。サービス利用は完全無料ですので、ぜひご検討ください。
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